未経験エンジニアの求人はどんなものがあるの?

この記事では、未経験からエンジニアへ転職する際に、具体的にどんな未経験者向けの求人があるのかご紹介します。 「エンジニアとして転職したいけど、実際に未経験が応募できる求人はあるの…?」と、疑問に思われている方も少なくないでしょう。 「未経験OKのエンジニア求人を探しているけどよくわからない…」という方に向けて、未経験者の採用が積極的に行われている職種・業界をお伝えしていきます。

未経験からエンジニア転職ができる理由

どんな求人があるかを知る前に、前提として、未経験からエンジニアへ転職できる理由を理解しておきましょう。大きく分けて2つあります。

エンジニアが不足している

IT・Web業界の市場を見ると、市場は右肩上がりに拡大しておりエンジニアの需要が高まりつつある中で、需要に見合った数のエンジニアが確保できずに不足している状態です。そのため、常にエンジニア需要は高く未経験からでも目指せる職種となります。

また、そのような背景から、経済産業省・厚生労働省が一体となり、エンジニア人材育成に注力するなどのエンジニア不足問題の解決に向けた政策の導入も進んでいます。

企業側で積極的な採用を行なっている

エンジニアが不足している中で、経験・技術のあるエンジニアだけでなく、「これからエンジニアになりたい」と思っている未経験者層をターゲットに採用する企業が増えてきています。

具体的な数字を見ると、転職サイトのDodaが発表しているレポートでは、IT業界の有効求人倍率が5.22倍と非常に高い倍率になっています。伸び代やポテンシャルを評価されて採用されることが充分に可能なため、未経験からでもエンジニアへ転職はできるでしょう。

未経験求人の多いエンジニア職種

次に、「未経験歓迎」や「未経験可」などとされている求人や、未経験から転職しやすいエンジニア職種は、どういったものがあるのかを紹介していきます。

インフラエンジニア

「インフラエンジニア」とは、ITの土台となる部分の設計・構築・運用・保守を行うエンジニアのことを指します。土台となる部分と言うと、システムやインターネットを使用するために必要なサーバーやネットワークなどが、それにあたります。

一見難しそうな印象を受けるインフラエンジニアですが、未経験から転職しやすくかつ未経験歓迎の求人が多い職種となっています。その理由としては、インフラエンジニアと言えど業務の幅はとても広く、技術や経験がなくても必要な知識を学習すれば、未経験者でも任せることの出来る業務が、他のエンジニア職種よりも多いからと言えます。

具体的には、インフラエンジニアの業務の一つである「監視・保守業務」が未経験歓迎の求人が多く掲載されています。サーバーが正常に動いているかを24時間監視・保守をする必要があり需要の高い業務ですが、サーバーの知識やマニュアルに沿い未経験でも現場に入りやすいため、積極的に未経験者を採用している企業が多くあります。

テストエンジニア

「テストエンジニア」とは、システムやアプリケーションが正しく動くかのテストを行うエンジニアのことを指します。 ユーザーが実際に使っていく中で想定される全てのケースを洗い出し、公開前にそれらのケースをテストすることで、プログラムの設計ミスやバグを発見することが出来ます。

テストを行うことが役割であることから、特にプログラミングスキルや技術は問われず、テストを継続して行うための集中力や正確さが求められます。

そのため、企業としてはIT業界未経験者でも比較的任せやすい業務となり、積極的に未経験採用を行なわれている職種となります。 テスターの求人を掲載している企業としては、「テスト事業に特化した企業」「Webアプリやシステム開発を行う企業」「SES」などが挙げられます。

サポート・ヘルプデスク

「サポート・ヘルプデスク」とは、社内または社外ユーザーからのPC・メール・ネットワーク関連の問合わせに回答したり、トラブルが発生した際に障害の切り分けなどの対応を行う仕事です。

エンジニアという職種とは少し外れますが、将来的にエンジニアになるための知識やスキルをつけることができて、IT業界の中でも未経験歓迎の求人が特に多い職種となります。

イメージの湧きにくい職種かもしれませんが、具体的な仕事内容としては下記のようなものが挙げられます。 ・社員の異動に伴うPC設定変更作業 ・社内ネットワーク管理 ・社内ネットワーク不具合対応 ・OA機器の設定変更・発送作業 ・不具合に関する問い合わせ・修理対応 IT業界未経験でも研修を受けマニュアルに沿って始めれるような業務となります。

未経験求人の多い企業業態

未経験求人の多い職種を紹介してきましたが、次に、未経験の求人が比較的多い「企業業態」を紹介していきます。

SES(客先常駐)

SESとは、クライアントに対してエンジニアを派遣することで、売り上げを立てている企業のことを指します。未経験歓迎の求人の多くを占めているのが、このSESという業態で、実務未経験・プログラミング未経験者を積極的に採用しています。

理由としては、SESは「IT人材をクライアントに派遣する事業」なので、自社に技術者がいなければビジネスになりません。そのため、多くの技術者を自社で確保する必要があります。

一方で、近年はIT市場全体的に人材不足ということもあり、「未経験歓迎」など選考のハードルを下げて人材を採用する傾向になりつつあります。SES事業者によって、自社の技術者のスキルアップは何より重要なことから、研修制度が用意されている企業も多く、未経験者でも実務レベルの技術を身につけられるよう環境と言えます。

SIer(受託開発)

SIerとは、クライアントからシステム開発・運用・コンサルティングなどを依頼され、売り上げを立てている企業のことを指します。 SESと比べると求人数は少なくなりますが、SIerも未経験可の求人が比較的多い企業業態となります。 受託開発の仕事では、その企業が取引しているクライアントの各要望に応えるため、案件ごとに異なる開発環境や言語などを使ってシステムを開発します。そのため、さまざまなITスキルが身に付き、エンジニアとしての仕事の幅が広がる環境と言えます。


未経験でもエンジニアへ転職できる理由から、未経験向けの求人の多い職種・企業業態を紹介してきました。 職種や企業業態の理解を深めると、なぜ「未経験歓迎」の求人が多いのか、そこで何を学ぶことができるのかが見えてくるでしょう。

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