今日はエンジニア事業責任者の石渡一輝(いしわたかずき)さんに、ホールハートが提供する「はじめてのエンジニア」にどのような方が登録されているのか、サービスの特徴や独自の強みについて、お話を聞いていきたいと思います!
求職者が必要な情報を得た上で、ご自身で選択できるように
将来への不安を抱えている人が多い
本日はよろしくお願いします!
はじめに、はじめてのエンジニアの登録者について教えてください。
石渡さん:「はじめてのエンジニア」登録者の方の現職としては、どの職種が多いなどの特徴はなく、あらゆる職種の方に登録していただいています。
具体的には、保育士・受付業務をされている方・医療事務・自衛官・営業(不動産営業・IT系営業・SES営業など)・飲食店勤務などです。
一方で、登録いただいている方に共通していることは、登録をする動機となった悩みの部分です。
将来への不安という大きな漠然としたものがあって、そこに対して手に職をつけたいと考えている方が大部分を占めている印象です。
なかには、お客さまにより近いところで、自身のスキルや能力を使って課題解決をしたいという方や、単純にものづくりが好きであったり、チームで何かを成し遂げる仕事をしたいなど、また違った動機も見受けられます。
メリットの多いエンジニアという働き方
未経験からエンジニアになるメリットはなんでしょうか?
石渡さん:エンジニアになるメリットとしては、一番はスキルが身につき手に職をつけられることだと思います。
そして、マルチタスクをこなすことができる能力が身につくことも大きいです。
未経験からエンジニアになる場合、あらゆる場面でコミュニケーション能力が必要とされます。
例えば、さまざまな派遣会社から集まったエンジニアがプロジェクトを開発するとなると、多くの人と関わり会話をする必要があります。
PCと向き合っているだけのイメージが強い一方で、未経験者こそ現場で協同していくためのコミュニケーション能力が求められます。
エンジニアの種類にもよりますが、リモートワークがしやすい職種ナンバーワンであることは間違いないです。
そのため、自由な働き方を実現しやすいのも大きなメリットとなります。
最後に、キャリアパスが幅広いこともエンジニアになるメリットのひとつです。
エンジニアの中でも多くの職種があり、Salesforceなどのツールに強いエンジニア、インフラエンジニア、組み込み系エンジニアなど、エンジニアと一概に言ってもいろいろなパターンがあります。
そのなかで、合う合わないを見極めながら方向転換しつつ、自分の方向性を決めていくことができます。
仕事は人生の目的に対する手段のひとつ
ホールハートの強みや特徴はなんでしょうか?
石渡さん:ホールハートのキャリアコンサルティングの特徴・強みとして「自己分析」「業界研究」に注力していることが挙げられます。
「自己分析」においては、登録者の方との面談で、まずは「なんでエンジニアになるの?」というポイントを多く深く話します。
仕事は人生の目的に対するひとつの手段であるため、まずは目的から話していくようにしています。
一方で、目的が何か分からないけど、将来が不安だから手に職をつけたいというケースが多いことも事実です。
そのため、人生の目的が分からないとしたら、次は「好きなことはなにか?」をしっかり突き詰めます。
「好きなこと」「楽しいこと」「嬉しいこと」など、自分の感情が動く瞬間の話をすると、意外とたくさん出てくるものです。
そこではじめて、その要素がエンジニアに向いていることであれば、エンジニアという仕事を選んだ方がいいとなり、エンジニアとしての転職を考えるステップに入っていきます。
「コンビニ店員」でも「不動産営業」でも「エンジニア」でも、その仕事が一番心が動く仕事なのであれば、それを選んだ方がいいというキャリアコンサルティングをしていることが、一番の特徴だと思います。
まずは「なんでエンジニアになる必要があるんだっけ?」から始めていくからこそ、納得しながら満足のいく転職をしてもらえることが当社としての強みです。
求職者自身に選択してもらうことの大切さ
業界理解についてはどのようなことをしていますか?
石渡さん:「業界理解」に関しては、まずは面談時に業界・職種・企業のことを理解することから始めます。
「ITエンジニアがなぜ不足しているのか」「どういう企業があるのか」「どんな職種があり、未経験から転職する際にどっちがどれだけ大変なのか」などを伝えています。
その上で、求職者の方に選択してもらうことを大切にしています。
キャリアアドバイザーから「これでいきましょう!」というよりかは、求職者が必要な情報を得た上で、自身で選択してもらうということも、当社のキャリアコンサルティングとして大きな特徴となります。
本日はありがとうございました!
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