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ITパスポートは最短何日で合格できる?時間がない場合の勉強法テクニックを解説

「ITパスポートにすぐ合格したい」「数日間のうちに合格したい」といった人もいるかと思います。

ITパスポートに合格するには、IT未経験の方ですと約180時間の勉強が必要といわれています。ただし手法を変えることで、通常よりも短い期間で合格を目指すことも可能です。

今回は最短でITパスポートに合格を目指す場合における、必要日数や勉強法について解説します。
事情によりすぐにITパスポートに合格したいという方はぜひご参考ください。

目次

ITパスポートの一般的な勉強時間と勉強法

ITパスポート 最短

最短の勉強法の話にいく前に、まずは一般的なITパスポートの勉強時間と勉強法について知っておきましょう。

一般的な勉強時間

ITパスポートの一般的な勉強時間の目安は、以下となります。

勉強時間の目安
  • 約180時間・・・まったくIT知識がない人(文系学生、IT未経験者など)
  • 約100時間・・・ある程度IT知識がある人(情報系の学校に通う学生、IT系の仕事をしている社会人など)
  • 数時間~数十時間・・・ITエンジニアとして働いている人

ITについての基礎知識がまったくない人ですと、勉強時間の目安は約180時間です。日数で換算すると180時間÷1日2時間勉強=90日(約3か月)の勉強が必要になります。

ITパスポートは出題されるワードの意味を理解していないと解けず、問題数も100題と多いため、「運」や「まぐれ」は通用しません。したがって勉強なしで合格することは難しく、一定の知識を覚えなければなりません。

一般的な勉強法

ITパスポートの一般的な勉強法は、次のようになります。

一般的な勉強法
  1. 市販の参考書(テキスト)を読み、知識を蓄える(インプット)
  2. 問題集を解き、答えを確認する(アウトプット)
  3. 苦手箇所などを、再度参考書を読んで復習(インプット)

このように、参考書と問題集を使い、インプットとアウトプットを交互に繰り返しながら、理解を深めていくのが綺麗な勉強法となります。

特に文系学生やIT未経験者などで、下地となる知識がまったくない人の場合は、最初に知識をしっかりとインプットすることが重要になります。

ITパスポートは最短何日で合格できるのか

ITパスポート 最短

前述もしたように、本来であれば約180時間(約3か月)の勉強時間が必要となりますが、最短合格を目指すことに特化した勉強法に変えることにより、勉強時間の短縮が可能です。

最短合格を目指すことに特化した勉強法の場合、勉強に必要な日数は最短数日~1週間程度、必要な勉強時間は約20時間が目安といわれています。

実際に、インターネット上のブログやSNSなどでは、以下のような最短合格事例もあります。

合格事例
  • 文系学生が2日の勉強でITパスポートに合格
  • 就活生が3日間の勉強でITパスポートに合格
  • 大学1年生が1週間の勉強でITパスポートに合格
  • 社会人(IT業界経験あり)が1週間(約20時間)でITパスポートに合格

1行目の「文系学生が2日で合格」の事例は、極端な例であり、食事や睡眠の時間以外は丸2日すべて勉強に費やし合格したパターンのようです。

仮にそのように朝から晩まで勉強に費やせる日が2日程度あれば、最短合格に必要な勉強時間である約20時間を満たすことは可能です。一日2〜3時間の勉強であれば、最短1週間で約20時間を満たせます。

ITパスポートを最短で合格するための勉強法

ITパスポート 最短

それでは、ITパスポートを数日~1週間程度で最短合格するためには、どのように勉強を進めればよいのでしょう。ここでは最短合格を狙うための勉強法やテクニックを解説します。

過去問を解くことを中心にする

ITパスポートを最短で合格している人の多くは、以下のように「過去問を解くこと」に重点を充てた勉強法を採用しています。

  1. 問題集を解き、答えを確認する(アウトプット)
  2. 分からない部分、つまづいた部分は、参考書を読んで理解を深める(インプット)
  3. 再び問題集を解き、答えを確認する(アウトプット)

本来であれば、まずは参考書を読み知識のインプットを行いますが、その部分は敢えて省き、問題集を解くアウトプットから入っていきます。アウトプットを主軸とし、分からない部分は参考書を読む、そしてひたすら過去問を解くことで勉強時間の短縮を狙う形となります。

この方法の場合、最初は分からないことも多いですが、過去問を解いていくうちに、次第に知識と知識が繋がっていき、ITパスポートの出題傾向も掴めてくるため、効率的に理解の範囲を広げることができるのです。

勉強量としては、過去問だけで合格を目指す場合、最低でも直近過去3回分の過去問を解くことが望ましいといわれています。問題数で表すと、1回あたり100問、それを過去3回分×春と秋あわせて計600問を解くことが目安となります。

暗記ではなく理解することを重視する

過去問を中心に勉強する場合、詰め込み型の暗記で覚えるのはあまり望ましくありません。頭に無理矢理詰め込もうとするのではなく、「これはどういうものなのだろう」「どうしてこうなるのだろう」とIT知識に対し興味関心をもち、「理解」して覚えることが大切です。

理解して覚えることで、短時間の勉強でも頭に記憶が定着しやすくなり、応用的な問題にも対応しやすくなります。

ITパスポートでは、出題形式上、過去とまったく同じ問題はほとんど出題されません。出題ジャンルは同じでも出題の切り口が毎回変わってきます。そのため、過去問を中心に勉強する場合、過去問を丸暗記するのではなく、理解をし、知識の引き出しや応用力を高めることが重要になります。

敢えてパーフェクトは狙わない

最短で合格を狙う場合、「あまりに苦手な問題」「理解に時間が掛りそうな分野の問題」などは、敢えて捨ててしまうのも一つの手です。たとえばITパスポートでは計算系の問題がいくつか出題されますが、計算系の問題が苦手な人の場合は、そこに時間を掛けるよりも捨ててしまった方がよいケースもあります。

ITパスポートは出題範囲が広く、また計100題の問題が出題されますので、多少捨てるジャンルを作っても致命傷にはなりません。

ただしITパスポートは、「ストラテジ系」「 マネジメント系」「 テクノロジ系」それぞれの分野で、1000点満点中300点を獲得する必要があります。各分野でバランスよく得点を取る必要があるため、問題を捨てる場合は、一つの分野に偏りすぎないよう注意が必要です。

試験の申込みをして奮い立たせる

精神論的な話となってしまいますが、最短で合格を狙う場合は、敢えて先に試験の申込みをしてしまうのも手です。

例えば1週間後の試験を申込み、試験日を決めることで、勉強の期限が具体化し逃げられなくなるため、自分を追い込み「どうにか1週間で合格ラインまでもっていこう」という底力が湧くことがあります。「いつか試験を受けよう」「いつか勉強しよう」と後回しにする癖がある人には特に効果的です。

なお、幸いなことに、ITパスポートは全国各地の会場で毎日のように試験が開催されており、最短で試験前日の申込みも可能です。各試験会場と試験日については、ITパスポート公式サイトの「試験開催状況一覧」にて、確認できます。

やむを得ない場合は、勉強が不十分でも受験してみる

ITパスポート 最短

「入社前にITパスポートに合格しておきたい」「忙しく今しか受験できない」など、やむを得ない事情がある場合は、出来る範囲で勉強をし、勉強が不十分であっても、一度試しに受験してしまうのも手です。

ITパスポートは、出題がランダムであることから多少の運要素もあります。そのため自分の勉強した範囲の問題が上手く出題されれば、合格できてしまうこともあるのです(ただし。まったく勉強をせず、運だけで合格するのは難しいです)。また、仮に不合格となっても、ITパスポートはすぐに試験結果がわかりますので、弱点を見直すことができ、復習にも使えます。

なお、ITパスポートには試験回数の制限はありません。不合格となってもペナルティなどはなく、すぐに繰り返し受験することが可能です。

一度の受験で7,500円(税込み)の受験料が発生してしまいますが、お金以外に、試験に落ちることのリスクはありませんので安心してください。

最短合格にチャレンジしてみよう!

ITパスポート 最短

以上、ITパスポートの最短合格について解説しました。

記事内で解説した通り、ITパスポートは数日〜1週間程度の勉強で最短合格を目指すことも不可能ではありません。実際に1週間程度の勉強で合格をしている人も意外と多いですので、チャレンジしてみる価値はあります。

ただし、最短合格を目指し、過去問を中心に勉強する場合は、知識の抜けが出来てしまうこともあります。そのため、合格できたとしてもそれで終わりにせず、時間がある時に参考書をしっかりと読み直し、知識を補完しておくと完璧です。

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この記事を書いた人

未経験エンジニアと企業をつなぐ|IT・WEB業界について発信|1,500名以上のキャリア相談|未経験エンジニアを育成サポート|高卒→病院勤務→大手通信営業→DMM .com Group|起業し法人設立|株式会社ホールハート参画し、未経験エンジニアのキャリア支援に従事

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