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【解説】ITパスポート試験|ストラテジ系(企業活動)編

IT業界に興味を持ち始めた人にとって、一番に耳にする資格が「ITパスポート試験」でしょう。

ITの基礎が問われる試験ということは知っているけど、内容まで詳しくは分からないという方に向けて、学習を始める前の事前知識として役立つ内容を解説していきます。

この記事では、ITパスポート試験の出題項目である「企業活動」の内容について解説していきます。

目次

IT以外の分野が出題される理由とは?

ITパスポート試験では、意外なことに半分以上の問題が「会社や経営、業務に関すること」になり、コンピュータに関することは半分も出題されません。

その理由としては、ITパスポート試験とは「会社の役に立つシステムを作るための知識の有無」をはかる試験となるからです。

会社の役に立つ」の部分を理解するためには、コンピュータの仕組みだけでなく、会社の仕組みを理解する必要があります。

株式会社とは?

会社は、商品やサービスをお客さんに売ることで、お金を稼いでいます。

会社とひと括りにしていますが、会社には以下の4種類の存在します。

・株式会社
・合同会社
・合資会社
・合名会社

ここでは、4つの中でも多くを占めている「株式会社」について解説していきます。

株式会社の仕組み

株式会社とは「株主」にお金を出してもらい事業を運営する会社のことを指します。

そして、会社の指揮をとるリーダーのことを「経営者」といいます。

さらに「社員」がいて、これら3者で株式会社は構成されています。

経営理念

3者全員が同じ方向を向いて事業を運営していくためには、経営理念が必要となります。

経営理念
会社の運営方針を決定するための、最も基本的かつ大切な指針

この経営理念に沿って、経営者は企業を運営し、会社に関するあらゆることを決めていきます。

この経営理念に従って行動することで、会社は正しい方向に向かって進むことができます。

ビジョンと経営戦略

さらに、会社にはビジョンと経営戦略が必要になります。

ビジョン
会社が目指す将来の姿のこと

経営戦略
目指す将来の姿を実現するための具体的な行動計画

ともに、経営理念を指針として作り上げられます。

会社の健康状態がわかる財務諸表とは?

会社の経営成績について、株主などの関係者に報告するための資料として「財務諸表」があります。

財務諸表を見ると、会社の状態や経営活動の内容などを知ることができます。

小学生が通知表をもらうように、経営者にとっての成績表のようなイメージです。

財務諸表には3種類あり、ひとつずつ解説していきます。

貸借対照表

貸借対象表とは「会社の全財産が記載された表」です。

表の中では「自己資本」「他人資本」「総資産」を読み取ることができます。

自己資本
返済する必要のない会社のお金

他人資本
返済が必要な会社のお金

総資産
自己資本と他人資本を合わせた、会社が持っている全財産のこと

自己資本は、返済する必要のないお金のため、その会社の体力の目安となる重要な項目です。

損益計算書

損益計算書とは「会社の利益が書かれた書類」です。

書類の中では、その会社がどんな方法でお金を稼いだかを読み取ることができます。

具体的には、今年の利益が、商品を売ることで稼いだ利益なのか、自社ビル売却などで一時的に現金を持っているのかなど、利益の内訳が示されています。

現在利益が出ているかどうかではなく、利益がどのようにして生み出されたかを読み取ることが重要です。

キャッシュフロー計算書

キャッシュフロー計算書とは「会社の一定期間の現金の出し入れが記録された書類」です。

書類の中では、利益ではなく、会社に現金がどのくらい残っているかを読み取ることができます。

現金の出入りの流れが、以下の3つに分類し示されています。

・営業活動によるもの
・投資活動によるもの
・財務活動によるもの

一例として、投資活動によるキャッシュフローがマイナスであれば、会社が積極的に投資を行っていることが分かります。

4つの利益について

会社の利益が示されている損益計算書の中では、多くの専門用語が並んでいます。

その中でも、理解しておくと必ず役に立つ「利益」に関する項目について解説していきます。

売上総利益

商品を売って得た金額から、その商品を作るための費用を引いた金額のことを指します。

この項目を見ると、その会社が扱う商品力について知ることができます。

営業利益

売上総利益から、さらに、固定費と言われている商品を販売・管理するための費用を引いた金額のことを指します。

この項目は本業で稼いだ利益を指し、その会社の本業の競争力について知ることができます。

経常利益

本業と本業以外で稼いだ金額から、本業以外でかかった費用を引いた金額のことを指します。

この項目は、本業と副業を合わせた利益を指し、会社全体の競争力について知ることができます。

当期純利益

すべての利益から、法人税や特別損失などを含むすべての費用を引いた金額で「企業が1年間に生み出した最終的な利益」を指します。

当期純利益を算出する前の上記の段階で利益が出ていたとしても、最終的な利益を示すこの段階でマイナスとなることもあります。

そのため、当期純利益として利益を確保できているかどうかは、企業の競争力を図る重要な指標といえます。

まとめ

会社の仕組みについて解説してきました。

未経験エンジニアを目指している人にとっては、少し取り掛かりにくい分野になるかもしれません。

しかし、会社の役に立つシステムをエンジニアとして開発運用していくためには、必ずつけておくべき基礎知識といえます。

慣れない用語が多く出てくるため、理解するまでに時間がかかるかもしれませんが、まずは基礎の理解から始めていきましょう。

この記事を書いた人

未経験エンジニアと企業をつなぐ|IT・WEB業界について発信|1,500名以上のキャリア相談|未経験エンジニアを育成サポート|高卒→病院勤務→大手通信営業→DMM .com Group|起業し法人設立|株式会社ホールハート参画し、未経験エンジニアのキャリア支援に従事

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