オンラインセミナー「失敗しない!!エンジニア転職」を開催中です。未経験からのエンジニア転職で失敗しないためのポイントを大公開!参加は無料・申込みはこちらから>

プログラミングスクールが「やめておけ」や「無駄」だといわれる理由

プログラミングスクール

プログラミングに注目が集まる中、プログラミングスクールの需要も年々増え、さまざまな世代から人気を集めています。その一方で、ネット上などでは「プログラミングスクールはやめとけ」「通っても無駄」の声も飛び交っています。なぜこのような悪い意見も出ているのでしょうか。

プログラミングスクールが「やめておけ」や「無駄」だといわれる理由を紹介します。

目次

人気だが悪評もあるプログラミングスクール

プログラミングスクール

小学生からプログラミングを学ぶ時代となり、プログラミングは幅広い世代が注目するスキルとなりました。転職やスキルアップ、自己啓発などでプログラミングスクールに通う人も増えているようです。

しかし、その一方、「プログラミングスクールは無駄」、「通うのはバカげてる」、「かえって泥沼にはまる」など、厳しい意見もネット上やSNS上では飛び交っています。

こういった悪評がでる理由について、主に以下5つの理由が関与しています。

  1. プログラムは独学でも学べる
  2. 授業料が高い
  3. 卒業しても就職先や収入に直結するとは限らない
  4. 挫折する人もいる
  5. 基本部分しか学べない

とくに意味的に大きいのは、一つ目の「プログラムは独学でも学べる」の部分です。それこそ独学でプログラミングを習得した人からみれば、高い授業料を払ってプログラミングスクールに通うことは無駄であり、馬鹿げていることのようにうつることもあるでしょう。

もちろん悪評がでる理由はこれだけに限らず、単純にひやかし目的で悪くいったり、注目やバズを集めるために悪くいう人もいます。評価は、発言者がどういった人物であるかの部分も踏まえた上で判断したいところです。

プログラミングスクールが、「やめとけ、無駄」といわれる5つのワケ

理由

プログラミングスクールが、やめとけ、無駄といわれる理由には前述もしたように5つがあります。この5つについてさらに深堀して解説します。

プログラムは独学でも学べる

プログラムは、プログラミングスクールなどに通わなくても、努力すれば自力で習得できるものでもあります。それこそスクールなど少なかった時代には、独学でプログラムを学び、プログラマーとなった人も少なくありません。

プログラミングを自力で取得する方法として、次のようなものがあります。

  • プログラミングの参考本で学ぶ
  • 学習ソフトで学ぶ
  • 学習用サイトで学ぶ
  • 学習用YouTube動画で学ぶ  など

プログラミングは実践して学ぶものであるため、前提としてプログラミングを行うためのパソコン本体は必要になります。逆にいえば、パソコンさえあれば、あとは自力でお金をかけずに学ぶことが可能です。今の時代、無料で観覧できる学習サイトや学習動画もありますので、実質タダで学ぶこともできてしまいます。

お金をかけず努力して自力で習得した人からみれば、プログラミングスクールというのは無駄なものであり、人の力を借りるものであり、軽蔑する対象としてうつってしまうことがあります。

授業料が高い

プログラミングスクールの授業料は決して安いとはいえません。スクールにもよりますが、ゼロからプログラミングを習得するコースでは、数十万円クラスの授業料が発生することが少なくありません。

なかには授業料が100万円を超えるスクールもあります。100万円というのは、私立大学や専門学校の年間授業料に匹敵する額になります。スクールの場合は卒業しても、大学や専門学校のように「学歴」にもなりません。中にはローンまで組んで学ぶ人もいます。

しかし、あくまでも得られるのはプログラミングスキルだけであり、そのために多額の費用を支払うのは無駄と考える人もいます。

卒業しても就職先や収入に直結するとは限らない

転職や収入アップを目的として、プログラミングスクールに通う人もいます。

しかしプログラミングスクールで身に付くスキルというのは、あくまでも基礎的な部分であり、それを身に着けたからといって、すぐに就職先が見つかるわけではありません。

未経験からプログラマーとして就職する場合、プログラミングスキルの有無だけでなく、年齢、職歴、学歴、適性、意欲などもチェックされます。

フリーランスとして独立する場合でも、開業自体はできますが、基礎的なプログラミングスキルだけでは仕事が十分に得られないこともあります。それこそ高額なスクールに通ってしまうと、支払った授業料分を回収するまで時間がかかり、費用対効果の面でも無駄となることがあります。

挫折する人もいる

プログラミングスクールに通う人の約2~3割は途中で挫折し、辞めていくともいわれています。

カリキュラムやサポート体制が組まれ、周囲には一緒に切磋琢磨して学ぶ仲間もいるため、意欲は高まりやすい環境ではありますが、結局のところは本人次第です。「そもそもプログラミングが合わない、苦痛」、「カリキュラムに沿って学ぶのが性に合わない」という人は、途中で辞めてしまう人もいます。

プログラムスクールは大学や専門学校ではないため、途中で辞めても「中退」扱いなどにはなりませんが、多額の入学金や授業料が無駄になってしまいます。途中で辞めると違約金が発生するスクールもあります。

基本部分しか学べない

プログラミングスクールで学べるのは、あくまでプログラミングの基本部分です。実際にプログラマーとして働く上では基本だけでは不十分であり、日々の仕事で実践を重ねながら、応用的なスキルを身に着けていきます。

したがって、プログラミングスクールにお金と時間を注ぎ基本だけを身に着けるよりも、まずは未経験OKの会社でアルバイトなどで働いてみて、実践で身に着けていったほうが総合的にみて正解となることもあります。

プログラミングスクールが無駄にはならないケース

プログラミングスクール 無駄

プログラミングスクールに通うことが、もちろんすべての人にとって無駄になるわけではありません。「スクールに通ったことで効率よくプログラミングを学べた」、「新たなキャリアの足がかりにできた」という人も少なくありません。

ここでは、プログラミングスクールに通うことが無駄にならないケースを紹介します。

独学で学ぶ自信がない、そもそも難しい

プログラミングは独学で学ぶこともできますが、人を選びます。

プログラミングに関心があり、自分で必要な情報を集め、誰に頼らずとも試行錯誤やトライ&エラーを繰り返していける人であれば、自然とプログラミングスキルが身についていくでしょう。

反対に、「何から手をつけていいかわからない」、「わからないことが多すぎて不安」と思い悩んでしまうタイプであれば、スクールに通った方がよいケースもあります。スクールではわからない箇所はすぐに聞くこともできますので、泥沼にはまることも回避できます。

時間をかけたくない、体形的にスムーズに学びたい

プログラミングスクールの場合は、効率よく学ぶためのカリキュラムが練られており、体形的にスムーズに学ぶことができます。一般的に独学で学ぶよりもスクールに通った方が、プログラム習得までに掛かる総時間も削減できることが多いです。

社会人の方などで時間が限られており、脱線せずにスムーズに学んでいきたい人であれば、お金は掛かってもスクールのほうが正解となることがあります。

一人だとモチベーションを保ちにくい

プログラミングスクールでは、周囲に同じような志を持ち、これからプログラミングを学ぼうとする仲間がいます。スクールによっては、生徒同士で交流が行われ、人脈が作れることもあります。

したがって、次のようなタイプはプログラミングスクールの環境がプラスとなりやすいでしょう。

  • 一人でコツコツと学ぶのが苦手な人
  • 自宅での学習ではモチベーションが続きにくい人
  • 周囲に仲間がいればやる気がでる人  など

プログラミングスクールだけが選択肢ではない

プログラミングスクール 無駄

プログラミングスクールは「学習塾」とも似ており、お金を掛けてでも効率よく学びたい人にとっては、よい場所となることもあります。

反対に、「自分一人でもできる」、「自分のペースで学びたい」という人であれば、逆に成長を妨げる邪魔な存在となってしまうこともあります。その上で高額な授業料まで発生することになれば、無駄にほかなりません。

そのように人によって向き不向きがあり、スクールという環境が自分に合っているか否かでも評価は変わります。

完全未経験からプログラミングを学びたい人にとっては、プログラミングスクールだけが選択肢ではありません。

未経験ITエンジニアを採用している企業は多く、その企業で行われる「企業内研修」を活用することで、給料をもらいながらIT技術を学んでいくことができます。

「どのようなキャリアプランがあるのか」ということを知っておくことで、キャリアの選択肢を増やすことが可能です!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

未経験エンジニアと企業をつなぐ|IT・WEB業界について発信|1,500名以上のキャリア相談|未経験エンジニアを育成サポート|高卒→病院勤務→大手通信営業→DMM .com Group|起業し法人設立|株式会社ホールハート参画し、未経験エンジニアのキャリア支援に従事

目次